床矯正

床矯正

床矯正とは

通常のワイヤーとブラケットの装置を歯に付けて行うものではありません。特殊な装置を使用し、その装置のネジを巻くことにより、歯に力を加えてあごを広げ、歯が適切に並ぶスペースを作りだすという治療法です。一般的な矯正治療は「歯を動かす」という考え方ですが、床矯正は「顎を広げる」という考え方です。

床矯正は歯を抜かない矯正治療です

顎の成長不足により、歯が正常に生える「スペース」がない場合に、歯列は乱れてしまいます。例えるなら、4人掛けのベンチに5人で座ろうとしてもキチンとみんなで座ることはできません。4人がキレイに座るには、1人が座らないか、ベンチを4人掛けにする必要があります。通常のワイヤーとブラケットによる矯正治療では、1人に座らないでいてもらうという治療(抜歯)を行います。床矯正の場合は、4人掛けのベンチに作りなおす治療(顎のスペースを広げる)を行います。

床矯正の装置は取り外しが可能です

通常の、ワイヤーとブラケットによる矯正治療では、矯正装置の取り外しは出来ません。それに対して、床矯正の装置は取り外しがです。食事や歯磨きの時や、わけあって装置を外したい時は、外すことが出来ます。

床矯正のネジの巻き方

専用のキーを使用して、一週間に90だけスクリューを進めます。この90度を何回かに分けて一週間で巻きます。このペースでは一ヶ月に1mm広がります。

早期の反対咬合(受け口)治療

ムーシールド・パナシールド

ムーシールドは乳歯列期に受け口(反対咬合)を改善する装置です。乳歯列期に治療を行う事によって正常な顎骨の成長発育の促進及び、永久歯の正しい生え変わりを期待します。 就寝時にこの装置を装着する事によって舌や口腔周囲筋の状態が整えられ、反対咬合が改善します。

● 治療の仕組み
受け口の要因となる不正な筋機能を改善する筋肉機能訓練装置です。
夜間に装着することにより口のまわりの筋肉や舌の位置を正常な状態に促す構造をしています。
● 適応症
小児の乳歯列期の反対咬合
● 治療期間
しっかり使用できれば3ヵ月から8ヵ月程度で改善します。
しかし、受け口の改善直後に装置の使用を中止してしまうと習慣的に以前の悪い筋機能が後戻りし、再び歯列も受け口になってしまうので、正しい筋機能を覚えるため改善後1年以上は装置の使用を続けた方が良いでしょう。
  • ムーシールド

  • パナシールド

審美歯科に。

現代は喘息、副鼻腔炎やアレルギー性鼻炎で鼻での呼吸が困難になり口呼吸を行っているお子様が多数おります。口呼吸は、呼吸や鼻の問題だけでなく、下顔面の成長や歯並びに大きな影響を与えます。

そのため口呼吸がある場合、歯を動かすだけの矯正治療では十分な治療は困難です。床矯正治療においても口呼吸がある場合には歯並びの改善は困難になります。喘息、副鼻腔炎やアレルギー性鼻炎に対して漫然とステロイドや抗生物質を服用しても改善しない場合、上咽頭部の慢性炎症が原因になって いる場合があります。

アステック歯科では、上咽頭の慢性炎症に対して鼻うがいをお勧めしております。鼻うがいに使用する薬剤や薬液は様々なものがありますが、当院では簡便で味がマイルドな「ミサトールリノローション」をお勧めしております。

当院にてお買い求めになれますし、使い方の指導も行っております。小児だけでなく、成人の場合にも効果があります。
上咽頭とは、鼻の奥と、のどの境界部分にある空間で、鼻咽腔もしくはBスポットともいいます。
両方の鼻の穴から吸い込まれた空気は、上咽頭で合流し、下に向きを変えて肺へと向かいます。このときに上咽頭の内壁にホコリや菌などの異物が付着します。内壁からは粘液が分泌されて異物を洗い流す働きがありますが、付着した異物によって炎症(上咽頭炎)が起きることがあります。炎症が起きていても自覚症状はほとんどなく、また、その炎症を見つけることは専門医でも難しいです。